不整脈

私が以前よく医者から診断されました。
Q1:不整脈とは
A1:不整脈は1)頻脈(脈が異常に早くなる)、2)徐脈(脈が異常に遅くなる)、3)期外収縮(時々脈が乱れて飛ぶ)の3つに分類されます。

Q2:頻脈とは
A2:頻脈は1分間100回以上の脈拍がある場合を頻脈と呼びます。発作性(上室性)頻拍症、心房粗動、心房細動、心室細動では脈拍が異常に早くなります。脈拍数により、頻拍は150~250回/分、粗動は300回/分、細動は400~500回/分に分けられます。

Q3:徐脈とは
A3:徐脈は1分間に50回以下の脈拍で、脈が遅く、目の前が暗くなる、手足が冷たい、失神するなどの症状を呈します。洞不全症候群、房室ブロック、脚ブロック、房室解離などでみられます。

Q4:期外収縮とは
A4:期外収縮は不整脈の中で一番多くみられます。脈が規則正しく打たず、瞬間的に脈が飛ぶ、脈が抜ける、瞬間的にドキッとするなどです。心臓に病気を持たない人の期外収縮は、過労、睡眠不足、飲酒などで起きやすく、生命への危険性はありません。期外収縮には、上室性期外収縮と心室性期外収縮があります。

Q5:不整脈の診断
A5:心電図、ホルター心電図(24時間心電図)、心超音波検査などで調べます。

Q6:不整脈の治療
A6:治療は抗不整脈薬(ジギタリスやジソピラミドなど)や心拍数調整剤を使用します。血栓が出来にくくする薬(ワーファリン、アスピリン、パナルジン)も予防に用いられます。心房細動の治療には薬物療法や手術が行われます。カテーテルアブレーション、MAZE手術、ラジアル手術、植え込み型除細動器などが選択されて使われます。心房細動では、アスピリン、パナルジン、ワーファリンの内服治療も行われます。

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