チアノーゼ

Q1:チアノーゼとはどのような病態ですか?
A1:体表部の毛細血管静脈叢で還元ヘモグロビン量が増加することによって、皮膚が青みかがった紫色になることをチアノーゼと呼びます。口唇、耳たぶ、爪、指先などが青紫色に見え、動脈血が低酸素血症であることをあらわしています。酸素と結合していないヘモグロビンの量(還元ヘモグロビン)が5g以上になると出現します。
Q2:チアノーゼはどのような病気で見られますか?
A2:左右シャントがある先天性心疾患で低酸素血症を起こす場合に見られます。この他、急性肺疾患、慢性肺疾患、赤血球増加症、異常ヘモグロビン血症、末梢動脈血障害、心拍出量低下をきたす疾患などでもみられます。

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