Q1:ショックとはどのような病態ですか?
A1:血圧の急激降下、脈拍増、冷汗の出現、呼吸異常、意識障害などの状態をいいます。
Q2:ショックにはどんな種類がありますか?
A2:ショックには、出血性ショック、神経原性ショック、心原性ショック、感染性ショック、アナフィラキシーショック、熱傷性ショック、脱水ショックなどに分類されます。出血性ショックには怪我などの大量出血、胃・腸からの大量出血、火傷、下痢・嘔吐などにより体液喪失、水分摂取不足などでみられます。心原性ショックは、心筋梗塞、致死的不整脈、大動脈瘤破裂、心タンポナーデなどで見られます。敗血症性ショックにはグラム陰性菌による感染で多くみられます。またピリン系の痛み止めの薬やかぜ薬、抗生物質などの薬物によるショックがあります。糖尿病による低血糖性ショックは、薬が強すぎるか薬を服用したあと長時間食事をしないときに起こります。
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