多尿

Q1:多尿とは
A1:1日の尿量が3000 mlを超える場合を多尿と呼びます。のどの渇きを訴え、脱水状態になります。

Q2:多尿を起こす病気
A2:尿量は抗利尿ホルモン(ADH)分泌により調整されております。多尿にはADH反応性多尿とADH不応性多尿の2種類があります。ADH反応性多尿として原発性尿崩症、続発性尿崩症、強迫性多飲症、補液過量があります。ADH不応性多尿として遺伝性腎性尿崩症、症候性腎性尿崩症、糖尿病、慢性腎不全、腎不全の多尿期などにみられます。薬剤性多尿は、マンニトールやナトリウムの投与、高カロリー輸液、利尿薬の連用、炭酸リチウム、デメクロサイクリン、血管拡張薬、強心薬でも起こります。

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