食欲不振

Q1:食欲不振とはどのような病態ですか?
A1:食欲不振は、心配事、不安などの精神的疲労および肉体的疲労などで起こります。食欲不振が長期間続くような場合には検査が必要です。まず、消化管の検査としては胃X線検査、胃内視鏡検査、便潜血反応などを行います。この他、日本人に多い肺がんの検査として胸部X線検査を実施しておくのがよいでしょう。
Q2:食欲不振を起こす疾患は何でしょうか?
A2:食欲不振を起こす疾患は、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃炎・胃がん・食道炎・食道がん、大腸炎、潰瘍性大腸炎、クローン病、大腸がん、肝炎、肝硬変、肝がんなどの消化器系の病気です。心不全でジギタリス中毒の場合にも食欲不振が認められます。

0 件のコメント: